これじゃあ予算オーバーだ~
想定外だ~
予算オーバーになりやすいのが「注文住宅」です。
計画通りには、なかなか行きません。
契約後に、
「あれも付けたい」「こんなことしたい」
と、あとから要望が出てくると、
どんどんどんどんどんどんどんどん
追加工事が発生します。
例えば、
「壁を石張りにしてオシャレにしたい」
「キッチンのグレードを上げたい」
「リビングの床にタイルを張りたい」
これだけで、あっという間に100万超えです。
注文住宅は青天井ですね~。
怖いです。
営業マンは全体の予算組みをした
資金計画書を作成してくれます。
資金計画書を基に、頭金や借入額を決定します。
追加分は自己資金で補うのが基本です。
ただ資金計画書は、
概算の金額になるので、予算の見込みが甘い場合があります。
ですので、「すべて資金計画書通りに進んでいける」と思わないほうがいいです。
余裕のある資金計画書ならいいのですが、想定外の追加費用が300万オーバーとかは、さすがにシャレになりません。
見込みが甘すぎます。クレームにしてもいいレベルです。
でも、支払うのはあなたです。
営業マンまかせにせず、契約前に資金計画の予算を見直してください。
実際に掛かる費用が抜けている場合もありますよ。
予算オーバーとなる原因は3つです。
- 建物の予算オーバー
- 土地に関しての予算オーバー
- 外構工事に関しての予算オーバー
この3つの予算の精度を高めれば、大きな予算オーバーは防げます。
詳しく説明するのは、私、業界20年歴の注文住宅営業マンです。
契約後の予算オーバーは、わたしも困りますのでチェックしてくださいね。
あなたの家の金額は?
知りたければ、コチラを利用してください。
建物の予算オーバーの原因とは?
単純に予算がオーバーするのは、契約後の追加工事が多いからです。
当然、対策としては建物契約前の確認が大事です。
- 標準設備の確認
- 標準外のオプションの確認
- 要望工事の見積もりの確認
建物金額の計算書や見積書は、各社独自に算出しています。
基本的には、設計したプラン(面積など)の金額。
標準設備やプランでたオプションの金額が入っています。
さらに追加で掛かるのは、標準設備では満足できない場合です。
標準設備のキッチン、風呂、トイレ、洗面台は十分なのか。
できればショールームで確認したいですね。
大幅にアップしてしまう主な要因は、
- 住設機器のグレードアップや追加
- 屋根材や、外壁材のグレードアップ
- 太陽光発電やオール電化などの採用
他にも採用したい要望があれば、すべて伝えて必ず見積もりを取ってください。
- 採用するものは、建物金額に含めること
- 迷ったら、予算として建物金額に含めること
迷っても予算組みをしておけば、採用しないならマイナスもできます。
仮プラン、仮契約するの場合は超危険です。
契約を急ぐあまり、仮プランで契約していないですか?
「このプランでの金額です」
「広くなれば価格は上がり、狭くなれば下がります」
「プランの変更は契約後になんとでもなります」
「今月ならキャンペーンが付いてお得ですよ」
こんなセールストークで、契約を急がせる営業マンもいます。
急いで契約すると、プラン変更や追加工事が掛かって、大幅に予算オーバーする典型的なケースです。
「こんなはずではなかった」
と、後悔するのがこのパターンです。
交際期間が短くて、勢いで結婚してみたら思っていたのと違ってた。
何千万という金額ですよ。
慎重にいくべきです。
この手のお客様を何件もみてきました。
みなさん後悔していましたよ。
気をつけましょう。
土地に関しての予算オーバーの原因とは?
土地を購入して、注文住宅を建てる計画のケースです。
パターンとしては、
- 土地を購入 ➡ 住宅会社を決める
- 住宅会社を決める ➡ 土地を購入する
2の住宅会社を決めてから、土地を購入するパターンが多いです。
建物を先に契約した場合、希望地域の土地の相場や予算の込みが甘いと、あっという間に200~300万オーバーになりますよ。
例えば、相場が坪単価30万円で面積50坪だと、1500万円の土地価格。
自分たちの希望に近い条件の土地は、坪単価35万になると1750万円。
あっという間に、250万円オーバーです。
対策としては、自分たちが望んでいる土地は、いくらなのか情報収集することです。
理想は、実際に条件にあった土地を探してプランをすることです。
これでプランと資金計画書が同時にでてきます。
全体の予算が把握できるんです。
予算がオーバーの場合は、
- 土地の予算を下げる
- 建物の予算を下げる
で調整してください。
調整できる範囲でなければ、予算内でできる住宅会社を探すことも視野に入れてください。
次に、土地の大きな諸経費としては、地盤改良費用です。
基本的に地盤調査は、土地契約後で建物配置決定後になります。
どんな土地でも地面の中は分かりません。
万が一の盤改良費として100万円を予算計上してください。
特に、コンクリートの家、鉄骨の家は木造より重量があるので、改良のリスクが高いです。
外構工事に関する予算オーバーの原因とは?
外構工事は、建物が完成してから始まる工事です。
意外と外構工事の予算は、少なく見積もられてます。
例えば、外構予算を100万円としましょう。
土地面積が50坪程度ならば、
- 駐車場3台分(土間コン)
- 建物廻り砕石
- ポストと表札
- アプローチや植栽など
外構の予算を最低限にするのであれば、100万円でもいいかもしれません。
ただ、土地周りの見切りのブロック施工やフェンス。カーポートやウッドデッキを付けるとなると、100万円では収まりません。
一番いいのは建物プランと同時に、外構プランと見積もりを取ることです。
大手ハウスメーカーだと、お抱えの外構屋さんになるので、相場より2~3割高いです。
コストカットしたければ、直接、専門の外構屋さんの見積もりも取りましょう。
外構プランと見積もりがあれば、大幅な予算オーバーが防げます。
このサイトなら、お気軽に見積もり依頼できます。
事前に金額を把握することが、最後に外構で予算オーバーしない秘訣です。
意外と掛かりますよ。外構は・・・。
事前に見積りを取るなら、こちらから。
注文住宅で予算オーバーを防ぐ!契約前に確認すべき3つのポイント
大幅な予算オーバーを防ぐには、
- 建物の予算オーバー
- 土地に関しての予算オーバー
- 外構工事の予算オーバー
3つの項目の対策をすれば、想定外の大幅な予算オーバーが防げます。
大事なのは、すべての費用を確認してから契約することです。
けっして急いではいけません。
どうしても急がなければならない理由があるならば、余裕のある予算組みをするべきです。
(あまりおススメは、しませんが…)
ぜひ、無理なく素敵なマイホームを建ててください。
応援しています。
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