先進的窓リノベ2024年と2023年との違い|今年も混乱必至か?

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家づくり
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今年も始まる「先進的窓リノベ2024事業


既存住宅の窓を断熱性能の高い窓に交換することで、省エネ化と快適な住環境の実現を支援する国の補助制度です。



2023年は、先進的窓リノベ事業元年。

あまりの補助金額の多さに、スタート前から大混乱!

「6月には、もう予算がなくなる」「製造工場がパンク状態」

ユーチューブやネットでも、煽る(あおる)予想が大多数!

大手リフォーム会社でも、3月で早々、申込みを締め切りました。

誰もが、先の見通しが立たない予測不能な状態でした。


さ~て、2024年はどうなんでしょう。

私は、実際に窓リノベ事業の手続きを行った営業マン。

この記事は、2023年との内容の違いと、2024年の今後の予想をサクッとお知らせします。

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先進的窓リノベ2024年と2023年との違い|変更になったのは

2023年と比べて、いくつかの変更点があります。

1. 補助対象の拡大

玄関ドア・勝手口ドアの追加

2024年からは、窓に加えて玄関ドア・勝手口ドアも補助対象となりました。

断熱性能の高いドアに交換することで、さらに快適な住環境を実現できます。

注意点

・窓とドアの工事を同時に行う
・玄関ドアは、ガラス入りが選択枠が少ない
・契約書は、窓工事にドア工事を含める

2. 補助額の変更

ガラス交換・外窓交換(カバー工法)の補助額アップ

高性能なガラスの交換や、カバー工法による外窓交換の補助額がアップしました。

より費用負担を軽減しながら、断熱性能を大幅に向上できます。

一部の内窓・外窓交換(はつり工法)の補助額ダウン

一部の内窓や、はつり工法による外窓交換の補助額がダウンしました。

ダウンしましたが、まだまだ、補助率は高いですよ。

秘策を伝授

内窓なら補助金額が多い、AグレードよりSグレードを選ぶべきです。

なぜなら、AグレードとSグレードの、窓の価格の差は少ないです。

窓の金額は高くなりますが、補助金が多いSグレードがお得です!


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簡単に比較するなら、こちらが便利です。

先進的窓リノベ2024年と2023年との違い|今後の状況を予想する

先進的窓リノベ2024の、今後の状況を予想します。

予算

2023年より350億円増え、1350億円です。

予算は、たっぷりあります。

すぐには無くならない規模です。

窓の製造工場

昨年は、窓の注文を予想し万全の体制でした。

が、

甘い甘い。

予想を遥かに上回り、製造がおっつかない!

1ヶ月先
2ヶ月先
3ヶ月先
4ヶ月先

と、どんどん納期は延びました。

今年はどうか?

業者に裏取りしました。
昨年の反省を活かし、機械や体制を一新。

注文が殺到しても、「納期を1ヶ月程度に抑えることができる」そうです。

ここからは、手続きと現場を経験した私独自の予想です。

予算は、たっぷり。
工場は、万全の体制。

これなら、余裕で補助金がもらえる。

2023年よりも状況は良さそうです。


「これならゆっくりと進めればいいや」と、思わないでくださいね。

遅くなればなるほど、状況は不利になります。

**********

その理由です。

先進的窓リノベ事業の、交付申請が始まるのは3月下旬

流れは、
①見積もり依頼
②現地調査
③見積もり提案
④契約&共同事業実地規約を締結
⑤窓の発注
⑥窓の工事
⑦工事完了


原則、工事請負契約の全ての工事が完了→補助金の交付申請の流れになります。

あなたが3月初に動き出せば、4月に契約

5月に工事完了して交付申請ができます。
補助金は、確実にもらえます。


ただ、動き出しが遅くのんびりしていると、何が起こるか。

1)現地調査するのは、基本、窓の業者

なぜなら、
・窓のサイズは現場で採寸
・窓を設置するための窓枠などを確認

窓を注文する前の大事な作業です。

現地調査する窓の業者は、とうぜん人数に限りがあります。

見積依頼が多くなれば、調査までの時間が掛かります。

2)窓の製造工業の体制は、本当に大丈夫か?

業者情報では、窓の発注が延びても1ヶ月程度。

うう~ん。ちょっと想像がつきません。

全国から窓の発注が集中して、果たして1ヶ月程度で乗り切れるのか?

ごめんなさい。

疑うわけではありませんが、2ヶ月待ちの場合もあると想定しています。

3)窓の工事を施工するのは、窓の業者

大工さんでも出来ないことはありませんが、施工は窓の業者です。

窓の工事が集中すると、人数に限りがあるので工事予定は延びていきます。

ましてや、業者の都合に合わなければ、先送りになるでしょう。

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以上の3点を考慮してシミュレーションしてみます。

太郎さん(仮)は、

3月は年度末なのでバタバタしている。
4月は年度初めなので何かと忙しい。
5月のGW明けから動き出しました。

業者を探す→何件かの業者で見積り依頼→現地調査→見積り・業者比較→契約へ。

契約出来たのが、7月上旬。
窓を発注します。
製造工場はピークを迎え、窓が納期されるのは2ヶ月先。

夏休みを挟んだので、実際に納期されたのは9月の下旬。

すぐに工事を始めたいけど、窓業者が忙しい。

結局、工事が完了したのが、10月中旬でした。

10月に交付申請をして、交付確定が11月。

補助金がもらえるのが、2025年の2月か3月です。

補助金がもらえるのが、来年になってしまいます。

先進的窓リノベ2024年と2023年との違い|つまり言いたいのは

まあ、まとめますけど、よっぽど遅くならない限り、補助金はもらえるでしょう。

早め動き出して欲しいのは、窓工事以外のリフォームを考えている人

・こどもエコホームや給湯省エネのリフォーム
・大規模なリノベーション

こんな方たちは、早めに業者を見極め探し動き出してください。

生活環境が快適になる窓リフォーム。

もし補助金が無かったら、窓リフォームしないでしょう。

せっかくなら使いましょうよ!
「やるなら今でしょう」

早めに動き出すのなら、こちらをどうぞ!









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