先進的窓リノベの予算はすぐになくなる⁉現状と今後の予想と対策を公開します

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家づくり
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3月31日から交付申請(予約含む)が始まった
先進的窓リノベ事業

窓のみのリフォームが対象になります。

先進的窓リノベ事業より

既存の窓を残しつつ、
内窓を付ける工事が主流です。

工事費の半額相当が補助金でまかなえる
過去最大級の補助金制度。

・一戸あたりの補助額が最大200万円
・予算は1000億円

でも、ありえない補助金額なので巷では

「すぐなくなる」「もう間に合わない」
と、煽る(あおる)声が多いです。

本当にそうなのか?

もう間に合わないのか?

そこで、
始まる前までの予想と現時点での状況。
そして、今後の予想を見立てました。

私は、建築会社の営業マン。
3月25日に省エネ窓セミナーを開催しました。

プレゼンを作成するために、窓リノベのことを
深く深く勉強しました。

お陰様で参加者から4組のお客様が、
補助金獲得に動いています。

なので切実です。

「結局もらえなかった」
では、シャレになりません。

ですから、
頻繁に業者からの生の情報も仕入れています。

この記事を読めば、
現場のリアルな状況と今後の見通し。

そして、
私が補助金をもらうための対応策をどう考えたのかをレポートします。

一緒に補助金をもらいましょう。

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先進的窓リノベ/出だしは意外と動きが鈍い

スタートから交付申請が殺到すると予想されていました。

予算に対する補助金申請額の割合が
4月7日0時時点で5%。

(先進的窓リノベ事業専用サイトより)

予想外に鈍いです。

申請できる契約日の対象期間が
2022年11月8日以降~。

この記事を書いているのが4月9日。
契約対象期間が現時点で約5ヶ月あります。

つまり

・もうすでに工事を完了している
・現在、工事中~

であれば、交付申請(予約含む)ができるはずです。

5ヶ月分の対象者が、
ドッと申請するかと思いきや、
ロケットスタートしませんでした。

先進的窓リノベ/出だしが鈍い理由とは?

なんで出だしが鈍いのか
推察してみました。

手続きに手間取っている?

手続きは業者が申告をします。
自分では申告できません。


出だしが鈍いのは、

・意外と集める書類が多い
・工事前や工事後の写真が必要
・業者も初めてで混乱している

のが原因かと。

スタートしたばかりなので、
「まだなくならないでしょ」
と余裕もあります。


いずれ書類も整って4月末までには
申請が急上昇するでしょう。

先進的窓リノベ/今からでも補助金がもらえるのか?

補助金額があまりにも強力で
申請する人は多いでしょう。

でも、今から契約しても
「補助金がもらえるのか?」

なんとな~く心配だと思います。

私も心配です。

「補助金を当てにしてたのに
予算切れでもらえなかった」

「どうしてくれるんだよ~
ヽ(`Д´)ノプンプン」

だけは避けたいです。


絶対に!

絶対にです。

実は、私が心配する理由が、
今起こっている現状にあります。

今の現状をお知らせします

ずばり、心配なのは窓の納期です。

窓セミナーを行ったのは3月25日。
手伝ってくれたのが協力会社のNさん。

Nさんは、
1級ガラス施工技能士の資格があり
窓の現地調査や見積もりの仕事をしています。

3月25日時点で、
窓の納期が5月15日前後。

この時点で2ヶ月弱掛かります。
通常納期は10日ですよ。10日。


おったまげしました。

話によると、
製造工場が4月から増産体制に入る予定でした。

ですが、予想以上に3月の注文が多く
出遅れた模様です。

見通しが甘すぎたのですね。

4月始めは、
納期が5月25日前後。

4月7日に聞いたら、
納期が6月15日に伸びてました。
2ヶ月強になってました。

増産体制に入っているのに
挽回できない状況になっています。

どうする?
どうなる?

ぜんぜんダメじゃん!

先進的窓リノベ/申請までの対応策を暗中模索

私も4組のお客様を抱えているので
必死です。


「どうしたものか?」と情報を集めたり考えたり。

不明な点はリノベ事務局に電話しました。

なかなか電話が繋がらないよ。

何回掛ければつながるの?

みんな大混乱です。

申請するまで時間がかかる

交付申請するまでの流れです。

・現地調査(自宅の窓を見てもらう)
・見積書出来上がる
・契約
・着工
・工事完了
・交付申請

交付申請するには、
工事が完了してなければできません。

窓の納期を何ヶ月も待って
申請するのでは間に合いません。

今から動き出すと、
おそらく申請できるのは
7月になってしまいます。

う~ん、遅い。
遅すぎる。

実は心配なのは「窓の納期」だけではなかった

「窓の納期」の遅れが目立ってますが、
もっと心配なことが出てきました。

現場からの情報によると、
窓の性能証明書」の発行が
大幅に遅れているようです。

な~に~?

「窓の性能証明書」は、
申請の時に提出書類として義務付けられています。

発行されるタイミングは、
窓が納期されてからです。

つまり、
工事が完了しても
書類が整っていても
「性能証明書」待ちの状態になるのです。


その間に、予算切れたら・・・。

「そりゃないで。セニョールセニョリータ」

「窓の納期」と「性能証明書」

なんだか絶望的になってきましたが、
それでも何とかしなければなりません。

先進的窓リノベ/窓を待っていては遅すぎる

窓の工事完了後の交付申請は、
もはや現実的ではありません。

っいうか、間に合いません。

交付申請がだめなら
「交付申請の予約」しか手はありません。

これが私が出した結論です。

交付申請の予約はどうしたらできる?

「交付申請の予約」をしたら予算が確保されます。

いいですね。

では、気になる
交付申請の予約の手続きができる時期、
つまり条件はなんでしょう。


リフォームに用いる対象製品(製品型番)が決定し、
契約工事全体のうち最初の工事に着手した以降

となっています。

最初の工事に着手

この意味ってちょっと謎ですよね!

これってどういうこと???

もちろん事務局に電話しました。

何回も何回も何回もコールして確認できました。

最初の工事に着手とは?

「最初の工事に着手」

私のお客様の場合です。

例えば、
内窓を付ける時には、
窓まわりの木枠(額縁)に取り付ます。

でも、木枠の出幅が足らない場合は
ふかし枠(足し枠)の大工さん工事が必要です。

つまり、ふかし枠の工事(最初の工事)を
着手すれば、交付申請の予約ができます。

やった~。

ただ注意したいのは、予約の有効期間があります。

交付申請の予約を事務局に提出した日から3ヶ月後

有効の予約期間が過ぎた場合は失効します。(事前の通知はしません)

ですって。

交付申請の予約を提出するタイミングが難しい

ふかし枠の工事を着手して
交付申請の予約を提出。

あとは、窓の納品を待つだけです。


が、

有効期間が3ヶ月以内。


工事を完了させて、
性能証明書を添付して
交付申請をしなければなりません。

もし仮に今、工事に着手したとしても
交付申請の予約をすることは
状況的には得策ではありません。

・窓の納期が2ヶ月強待ち
・窓の性能証明書の大幅な遅れ

スタート時の混乱が酷いからです。

提出するタイミングと今後の予想

窓メーカーでは、
4月から増産体制に入っています。

YKKAPでは、1日1000台体制から、
4000台体制になっていると聞いています。

3月分の注文分と4月の注文で
一時的には遅れていますが、
挽回できると信じてます。

いや、信じさせてください。

5月下旬までには、
窓の納期が2ヶ月以内になれば
なんとか見通しが付きます。

その理由は、

窓の性能証明書も改善されるでしょうが
多少の時間はかかりそうです。

あとは、窓が納品できても施工業者が
忙しくて、すぐには工事に入れない。

なんてことも起こるので、
窓の納期が2ヶ月以内になれば
1ヶ月の期間があるので
3か月以内に交付申請はできそうです。

私のお客様たちは、現地調査が終わって
見積もりを出す段階です。

順調に行けば、最初の工事に着手するのは
5月の中旬~下旬あたり。

あとはタイミングを見て
交付申請の予約をする予定です。

先が見えないって怖いですね。

状況が好転することを願いつつ
前に進むしかありません。

今後の予想

補助金の予算は、
いつなくなるのか?

色々な情報をもとにした予想です。

おそらく予算は、
6月で締め切りになります。

◆補助金対象額の推移(予想)

・4月/30% 
・5月/80%
・6月/100%

4月は混乱時期なので、
30%前後。

5月に入ると、
交付申請の予約が中旬から後半にかけて
急速に伸びていくことでしょう。

5月だけでも、50%前後と予想。
これで合計約80%。

ここまで行くと、あっという間です。

「ヤバい」「マジ」

6月は、月初めから申請が殺到。
予算は締め切り。

こんなストーリーを描いてみました。

ですので5月までに、
交付申請の予約をすれば
間に合うと想定しています。

甘いですかね?

希望を言わせてもらえば
7月までに伸びてくれたら
良いのですが・・・。

先進的窓リノベ/補助金をもらう

現場で働いているから、
当事者だからわかる情報をもとに記事にしました。



今回の窓リノベの補助金額は異常です。

人気が沸騰して、正直、リスクが大きいです。

でも、3ヶ月(予想)で終了する事業ってどうなの?


予算の締切が早かったら、
手続き最中のお客様は怒ります。

私も怒ります。

これは大問題です。
ふざけんな!
って話です。

ですので、
何らかの救済策があってもいいですよね。

例えば、予算の追加


でも、補助金額は少なくなり
浅く広くするのでは?と予想します。

初めての窓だけの補助金制度。

本来なら、
「補助金が出るからリフォームしませんか?」

と、多くのお客様に営業するチャンスですが、
今回は、そうもできません。

これはギャンブルです。

もし、補助金を利用したいのなら、
5月までに、交付申請の予約ができれば
チャレンジしてもよさそうです。

とにかく、今から動き出してくださいね。

検討する時間はありません。

ただし、自分では申請できないので
信用できる業者を選ぶことが肝心です。

また、GW前には、第二弾の記事を書くつもりです。

こちら。現場からでした。

続きの記事を書きました。

興味があればぜひ、

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