結婚いきなりマイホームは無謀⁈「家賃がもったいない」2人がするべき3つの課題

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家づくり

住宅営業の中で年間80組以上の
お客さんとの出会いがありました。

中でも、結婚する予定のカップルも展示場に訪れます。

案内すると分かるんですよね。
二人の雰囲気や会話のやりとりから。

初々しいですね。
「そんな時期もあったなぁ」
とついつい思ってしまいます。

将来のために見学するのは、
夢がありとても微笑ましいです。

中には、展示場を見に行ってテンションが上がり、
さらに営業マンに魔法の言葉を掛けられ、
スイッチが入ってしまったカップルもいるのでは。

結婚前からマイホームを探しているなんて
けっこう凄いことなんですよこれは。

結婚いきなりマイホームは無謀⁈「家賃がもったいない」2人がするべき3つの課題とは?

お二人にマイホームを持ちたい理由を聞くと、

家賃がもったいないから

これはマイホームを持ちたい理由のNO.1です。

結婚して賃貸アパートに住む家賃さえも、
もったいないと考えているなんて、
なんて合理的な考え方なんでしょう。

まあ、二人ともワンルームの賃貸に住んでいるかもしれませんが。

「結婚してもマイホームができるまで別居する」予定のカップルもいました。

でも、結婚前にマイホームを探していくには
いくつかの課題を解決してからです。

結婚いきなりマイホーム/2人がするべき3つの課題

課題は3つ。

・ご両親の理解と協力がある
・マイホームを持つ能力がある
・二人が同じ方向をみすえている

では、それぞれ解説していきます。

ご両親の理解があり協力してくれる

まずは、双方のご両親の理解を得るのが絶対条件です。

そうか。早くマイホームを持てよ。できる限り応援するよ!

と言ってくれたら最高ですね。

でも現実は、

まだ早い。結婚した後でもいいんじゃないの?

という親がほとんどです。

私も同じことを言うでしょうね。

あんたらがやっていけるんなら特に反対はしないよ。好きなようにすれば

と、一見理解した言葉が出ることがあります。

この言葉をうのみにしてはいけません。
一見賛成しているようですが、
土壇場で反対する可能性があります。

思わぬ反対にあっても、自分たちの気持ちを貫き通せるか?

お二人の意志しだいです。

マイホームを持つ能力があること

結婚前だろうが結婚後だろうが、
マイホームを持つためには、
頭金返済能力が必要です。

頭金は、どのくらい用意できるのか。
無理なく返済できる計画なのか。

これで予算が決まります。

マイホームを持つための頭金


まずは頭金がいくら用意できるのか。

結婚式を挙げたり新婚旅行に行くのであれば、当然お金が掛かります。

でもコロナの影響で結婚式は挙げられず
ましてや新婚旅行は行けるかどうか先が見えません。

その一部をマイホーム資金に回せますね。

頭金が多ければ、

返済額が少なくなります。

例えば、
3,500万円のマンションの場合、

3,500万円-頭金500万円=借入3,000万円 
月々81,918 ※金利0.8%35年返済の場合

3,500万円-頭金100万円=借入3,400万円
月々92,840 ※金利0.8%35年返済の場合

頭金が400万違うだけで、

月々10,922円の負担増。
年間131,064円の負担増になります。

この差は大きいですが頭金が少なければ仕方ありません。

あとは、返済能力しだいです。

無理なく返済していける年収があること

住宅ローンの鉄則は無理のない返済です。

無理のない返済って、なんかピンときませんよね。目安が欲しいですよね。

年収やお金の使い方でも違いますが
返済比率20%が理想的と言われています。

いきなり難しい言葉が出てきましたが
返済比率というのは1年間の給料額に対して
住宅ローン返済額が占める割合です。

例えば

年収500万×20%=100万円
が、理想の1年間返済額です。

100万円÷12か月=月々83,333円
の返済になります。

総支給額の年収に20%掛けてみてください。
あなたの理想額が分かります。

実際には、返済比率が、22~23%が多いです。

購入額が高くて返済比率も高くなる場合もあります。

その場合は、お互いの収入を一緒にして(収入合算)借入を増やすと、返済比率を低くくできます。

ただし、将来的なリスクが伴いますので慎重になるべきです。

共有名義になるため、万一、離婚となる場合には手続きが厄介です。

二人が同じ方向を見据えていること

二人が出会い結婚したい気持ちになるには
一体どのくらいの時間が掛ったのでしょうか。

将来の夢を語るときに
「いつかマイホームを持ちたいね」
と、お互いの気持ちがジャストミートしたのでしょうか。

「じゃあ、展示場でも見に行くか」
と、高鳴る気持ちで見学したら、
さらに気持ちがヒートアップしたのでしょうか。

そして営業マンの魔法の言葉。

夢だと思ってたマイホームが、今すぐにでも現実になる!

結婚前から動き出す。
夢見る気持ちは抑えられません。

ここで確認して欲しい、超大事なことがあります。

どちらかが「今でなくても」と思っていませんか?

相手に引っ張られて無理していませんか?

夢中になっているのに水を差して
相手の気分を害するんじゃないのか?

もしそう思っているのならば遠慮はいりません。

言葉に出して伝えるべきです。

今一度、自分の気持ちを問うてみてください。

さらに、相手の気持ちも確かめてください。

二人が同じ方向に迷いなく向いているなら、どちらにせよ大丈夫です。

前に進んでください。

注文住宅を建てるなら
ぜひ、読んで欲しい記事です。

結婚いきなりマイホームを実現するアドバイス

3つの課題を話しました。

・ご両親の理解と協力がある
・マイホームを持つ能力がある
・二人が同じ方向を見すえている

この3つの課題がクリアできているか確認してみましょう。

最後に、私からひとこと。

以前、若いカップルと契約しました。

男性は25才くらいで女性は22才と記憶しています。
土地を購入して注文住宅を建てる計画でした。

契約後に仕事が忙しくなったようで、打ち合わせは1か月後に。

1か月後、男性だけが来店しました。

「別れた」

「でも、家は建てるから」

こんなこともあるんです。

人の気持ちは変わるんです。

特に結婚前は、気持ちが揺れ動く時です。

結婚と同時に、マイホームで新生活を始めるのは理想でもあります。

しかし忘れちゃいけないのは、タイミングを無理に合わせるのではなく、「結婚後でもいいんだ」という、ゆとりの気持ちが必要です。

ゆとりの気持ちは優しさをもたらします。

マイホームを持つだけが目的ではなく、
二人の幸せのためにマイホームを持つのであって、タイミングがずれたとしてもOKなんです。

決して急がずにお互いの考えを尊重して、
マイホーム知識をしっかり覚え、
間違いない正しい選択をしてください。

お二人に、エールを送ります!

正しく判断できる知識を得るには、情報収集することです。

時短で効率よく集める方法を調べてみました。

参考にしてください。

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