「住宅展示場には行くな！」
いきなりビックリさせてすみません。
「えっ、なんで？」と思いますよね。
初めて住宅展示場を見学する高揚感。
「色んなモデルハウスを見たい」
「どんな家があるのか楽しみ」
まるで、ディズニーランドに行くようなワクワク感がありますよね。
ただ行ったことがない場所だから
営業マンがどう接してくるのか？
「根掘り葉掘り聞かれないか？」
「しつこくされないか」
不安な気持ちもあるのでは。
この記事は展示場を見学したニガい体験談と、
住宅展示場を気軽に見て回る方法をお伝えします。
私は業界歴25年の注文住宅の営業マン。
マイホームを建ててから営業マンになった変わり種です。
後悔しない住宅展示場の見学の仕方を
事前にチェックして楽しく見学してくださいね。
住宅展示場に行く前に、ぜひ優先してください。詳しくはこちら
住宅展示場は見学だけでもOK？撃沈体験談を語る
わたしが初心者だった時代の話です。
「マイホームが欲しいなぁ」
「どうしようかな」
長男が生まれてマイホームを考え始めました。
新婚時代はアパート暮らし。
夢はふくらみます。
「そうだ。近所のマイホームセンターに行こう」
ちょうど近くに大型住宅展示場がありました。
「さて何棟見れるかな」
「どんな家があるのかな」
気分はワクワク。心はドキドキ。
まさにディズニーランド状態です。
最初に入ったのは、
今一番人気の地元の会社〇〇工務店。
「がんこすげー」
「なんじゃこれー」
「ひゃぁーっ」
初めて見るモデルハウスにテンションが上がります。
まさに狙い通りです？
そこへ営業マン登場。
「初めてですか？」
「どうですか？」
「ではこちらへどうぞ」
営業マンの思うがままに案内され
座って話を聞くことに。
いわゆる「着座」に誘導されたのですね。
案内でのマニュアル通りです。
（今ならよ～くわかります）
当時、何を言われたのか今でも覚えていますよ。
「木には水分が含まれていて含水率といいます」
「当社では含水率が13％なので、とても丈夫で長持ちする木を使ってます」
「さらに・・・・・」
解放されたのは2時間後。
とてもとても疲れました。
えっ？他のモデルハウス？
見にいく気力は無くなり帰りました・・・
初めての住宅展示場廻りは、
たった1棟のみで撃沈です。
私と同じ目にあった人たちがいる
今でも私と同じ経験をされたお客さんもいたんです。
ある日曜日。
初めてモデルハウスに来場した
奥さんとお子さんの二人連れ。
ご案内しましたが、ちょっと気になったので聞いてみました。
「ご主人さまはお仕事ですか？」
「いいえ休みですよ」
「主人は展示場が嫌いなんです」
聞けば、初めて行ったモデルハウスで、
営業マンにとてもしつこくされ、
何時間も拘束されたようで。
「もう見学はコリゴリ」
と、ご主人はトラウマに。
ですので
奥様だけが偵察に来ているそうです。
う～ん、残念です。
まだ、いるんですね。
お客さんの気持ちを置き去りにした、説明マシーンが・・・
なぜ、いきなり住宅展示場を見学してはいけないのか？
プロの話を聞くことは、とてもいいことですが・・・
ただ、住宅展示場に行くと、
「他社よりもすごい性能になっています」
「他社よりも外壁材がすごいんです」と、自社のアピール合戦です。
当然ライバルが多いです。
致し方ないところもあります。
ただ、出会ったのが説明マシーンだと同じ目にあってしまいます。
知識がない状態で営業マンから話を聞きいても、自社の有利な話に持っていきます。
実際、何が良くて何が悪いのか？
混乱してしまいます。
最大の不幸は、営業マンに洗脳されてしまうことです。
では、どうしたらいいのでしょう。
初めての住宅展示場の見学での注意点
いきなり展示場に行くのは、
仮免のドライバーが首都高速で運転するようなもの。
熟練の営業マンと話すのは、
圧倒的に経験と知識が不足しています。
あなたがどうしても住宅展示場に行きたいのなら、注意することがあります。
「着座するな」
来場客への対応は、お客さまの情報をじっくり聞き出すこと。
それには、お客様をイスに座らせることです。
案内しながら、あの手この手と誘導していきます。
座ったら最後、2時間コースですよ。
初めて住宅展示場を見学するなら、
多くのモデルハウスを見ることを目的にすべきです。
座って話し込む段階ではありません。
営業マンにあとを付け回されるのが嫌ならば、
「今日は、モデルハウスをたくさん見に来ました」
「時間がないけどいいですか？」
と、最初に伝えてみてください。
営業マンは粘りますが、
モデルハウス1棟あたり20分と、
時間を決めておくのも良いでしょう。
さすれば、1日4～5棟は回れるはずです。
あなたの目的は、たくさんの家を見てイメージを掴むこと。
案内する各営業マンの接客の仕方に慣れること。
あなたの経験値が増えやしていきましょう。
住宅展示場を見学するなら情報収集を
マイホームの初心者に足らないのは、情報量と住宅知識。
いきなり展示場に行くのではなく、その前段階として情報収集があります。
情報収集をして、家のイメージと知識を身につけましょう。
営業マンとお客さんは対等です。
建てるのは、あなたですよ。
家のイメージを掴むための、
住宅展示場まわりはOKです。
着座はしないでくださいね。
今の時代は情報収集をして、
住宅会社を絞り込むことが主流です。
YouTubeやInstagram、資料請求など
学べる情報があふれています。
ただ、1件1件、情報収集するのは
とても時間と手間が掛かります。
効率的に、
住宅資料請求ができたらいいですね。
あなたのマイホーム、
応援します！
一気に知識を身に付けるなら、こちらから
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